「テルペンって、結局どんな働きがあるの?」
「リラックスに良いって聞いたけど、本当?」
「種類が多すぎて、どれが自分に合うかわからない」
——テルペンに興味を持つと、必ずこうした疑問にぶつかります。
テルペンは植物が作り出す天然の芳香化合物。レモンの爽やかさ、ラベンダーの穏やかさ、松の清々しさ——私たちが「心地よい」と感じる香りの多くは、テルペンによるものです。
そしていま、この香りの成分が持つさまざまな特性について、世界中で科学的な研究が進められています。
この記事では、大阪日本橋のテルペン専門店 TERP HEADS が、テルペンの「香りの働き」にフォーカスして解説。主要テルペン8種の香りの特徴、シーン別の活用法、そして科学研究で注目されているポイントまで——テルペンの魅力を正しく、わかりやすくお伝えします。
※この記事は、テルペンの香りの特性や研究動向を紹介する情報記事です。特定の疾病に対する効果効能を保証するものではありません。
この記事でわかること
- テルペンの「香りの働き」とは何か
- 主要テルペン8種の香り・特徴・おすすめシーン
- テルペンの香りが注目される科学的背景
- アントラージュ効果とテルペンの関係
- シーン別おすすめテルペンの選び方
- テルペンを日常に取り入れる方法
テルペンの「香りの働き」とは?
まず、テルペンの「働き」を正しく理解しましょう。
テルペンは植物が自ら作り出す天然の芳香化合物です。自然界に2万種類以上が存在し、レモン・松・ラベンダー・ブラックペッパーなど、あらゆる植物に含まれています。
植物にとっての「テルペンの働き」
テルペンは、植物にとって生存に欠かせない多機能な成分です。
害虫を遠ざける——強い香りで害虫や草食動物を撃退
受粉者を引き寄せる——甘い香りでミツバチなどを誘引
菌やカビから身を守る——抗菌性のある香り成分で病原体を防ぐ
紫外線から細胞を守る——抗酸化性の成分で紫外線ダメージを軽減
つまり、テルペンは植物の天然の防御システム。何億年もの進化の中で磨かれてきた、香りの力なのです。
人間にとっての「テルペンの香り」
私たち人間は、古くからテルペンの香りを生活に取り入れてきました。
アロマテラピー——ラベンダーやユーカリの精油を使ったリラクゼーション
森林浴——松やヒノキのテルペン(フィトンチッド)を浴びる森の癒し
食品・飲料——レモンやオレンジの香り、ハーブティーの風味
香水・化粧品——バラやジャスミンのフレグランス
これらはすべて、テルペンの香りを活用したものです。テルペンの香りが私たちの気分や雰囲気に影響を与えることは、長い歴史を通じて体験的に知られてきました。
主要テルペン8種|香りの特徴とおすすめシーン

ここからは、ヘンプ(大麻草)をはじめとする植物に多く含まれる主要テルペン8種を、香りの特徴とおすすめの使用シーンで紹介します。
① ミルセン(Myrcene)|ゆったりしたい夜に
マンゴーやホップ、タイムに含まれるテルペンです。麝香のような土っぽく甘い香りが特徴で、どっしりとした落ち着きのある雰囲気を演出します。
| 香り | マンゴー、土、ムスク |
| 含まれる植物 | マンゴー、ホップ、タイム、レモングラス、ヘンプ |
| おすすめシーン | 一日の終わりにゆったり過ごしたい夜に |
| 代表品種 | OG Kush、Granddaddy Purple、Blue Dream |
研究メモ:ミルセンはアロマテラピーの分野で古くから注目されているテルペンのひとつです。ホップ(ビールの原料)にも豊富に含まれ、ハーブティーやアロマ製品に広く使われています。
② リモネン(Limonene)|気分をリフレッシュしたいときに
レモンやオレンジなど柑橘類に豊富なテルペンです。フレッシュで明るい柑橘の香りが特徴で、気分を切り替えたいシーンにぴったりです。
| 香り | レモン、オレンジ、グレープフルーツ |
| 含まれる植物 | レモン、オレンジ、柚子、ライム、ヘンプ |
| おすすめシーン | 日中のリフレッシュ、気分転換に |
| 代表品種 | Lemon Cherry Gelato、Super Lemon Haze、Tangie |
研究メモ:リモネンは洗剤、食品香料、化粧品に広く使用されており、FDAでGRAS(一般的に安全と認められた物質)に分類されています。柑橘系の香りと気分の関係について複数の研究が行われています。
③ α-ピネン(Alpha-Pinene)|集中したい作業タイムに
松の木やヒノキに含まれるテルペンです。森林の清々しい香りが特徴で、頭をすっきりさせたいシーンで好まれます。
| 香り | 松、森林、ヒノキ |
| 含まれる植物 | 松、ヒノキ、ローズマリー、バジル、ヘンプ |
| おすすめシーン | 集中したい作業タイム、朝の気分づくりに |
| 代表品種 | Jack Herer、Trainwreck、Blue Dream |
研究メモ:α-ピネンは自然界で最も豊富に存在するテルペンのひとつ。森林浴の「フィトンチッド」の主成分としても知られ、森の香りと心身の関係について日本でも研究が行われています。
👉 当店のCDT「TRAINWRECK」はα-ピネンが豊かに香る人気品種です。
④ β-カリオフィレン(Beta-Caryophyllene)|運動後のリカバリータイムに
ブラックペッパーやクローブに含まれるスパイシーな香りのテルペンです。他のテルペンとは異なり、CB2受容体に直接結合するという特性が科学的に確認されている点で注目されています。
| 香り | 黒コショウ、クローブ、ウッディ |
| 含まれる植物 | ブラックペッパー、クローブ、オレガノ、シナモン、ヘンプ |
| おすすめシーン | 運動後のリカバリータイム、スパイシーな香りを楽しみたいときに |
| 代表品種 | GSC、Original Glue、Bubba Kush |
研究メモ:β-カリオフィレンはEFSA(欧州食品安全機関)によって食品香料としての使用が認可されている安全な成分です。CB2受容体との結合特性から「食べるカンナビノイド」とも呼ばれ、世界中の研究者が注目しているテルペンのひとつです。
⑤ リナロール(Linalool)|おやすみ前のリラックスタイムに
ラベンダーの主成分として古くからアロマテラピーで親しまれてきたテルペンです。フローラルで穏やかな香りが特徴。
| 香り | ラベンダー、花、ほのかな柑橘 |
| 含まれる植物 | ラベンダー、ベルガモット、コリアンダー、ヘンプ |
| おすすめシーン | おやすみ前のリラックスタイム、穏やかに過ごしたいひとときに |
| 代表品種 | Lavender、Do-Si-Dos、Amnesia Haze |
研究メモ:リナロールはアロマテラピーで最も広く使われているテルペンのひとつです。ラベンダー精油の主成分として、香りと気分の関係について多くの研究が蓄積されています。
⑥ フムレン(Humulene)|落ち着いた雰囲気を楽しみたいときに
ビールのホップにも含まれるテルペン。土っぽくウッディな香りが特徴で、落ち着いた大人の雰囲気を演出します。
| 香り | 土、ウッディ、ホップ |
| 含まれる植物 | ホップ、セージ、高麗人参、ヘンプ |
| おすすめシーン | 落ち着いた空間で深みのある香りを楽しみたいときに |
| 代表品種 | Headband、White Widow、Pink Kush |
⑦ テルピノレン(Terpinolene)|気分を切り替えたいときに
フローラル、ハーブ、ほんのりパイン——複雑で多面的な香りを持つテルペンです。
| 香り | ハーブ、フローラル、ほのかな柑橘と松 |
| 含まれる植物 | ティーツリー、ナツメグ、リンゴ、ヘンプ |
| おすすめシーン | 気分を切り替えたいとき、新しい香りを試したいときに |
| 代表品種 | Jack Herer、Dutch Treat、Ghost Train Haze |
⑧ オシメン(Ocimene)|爽やかに過ごしたいときに
バジルやミント、パセリなどのハーブに含まれるテルペン。甘くウッディで、ほのかなトロピカル感が楽しめます。
| 香り | 甘い、ウッディ、ハーブ |
| 含まれる植物 | バジル、ミント、パセリ、オーキッド、ヘンプ |
| おすすめシーン | 爽やかな気分で過ごしたいときに |
| 代表品種 | Clementine、Golden Goat、Space Queen |
テルペンの香りはなぜ注目されている?科学研究の背景

テルペンの香りは、古くからアロマテラピーや森林浴として活用されてきましたが、近年は科学的なアプローチでも研究が進んでいます。
ここでは、テルペンの香りに関する研究の背景を、客観的な事実としてご紹介します。
アロマテラピーとテルペン
アロマテラピー(芳香療法)は、植物の精油に含まれるテルペンの香りを活用した伝統的な手法です。WHO(世界保健機関)は、アロマテラピーを伝統医療・代替医療のひとつとして位置づけています。
ラベンダー精油(主成分:リナロール)、柑橘系精油(主成分:リモネン)、ユーカリ精油(主成分:シネオール)などは、世界中のアロマテラピーで広く使われています。
森林浴と「フィトンチッド」
日本では「森林浴」が心身のリフレッシュ法として親しまれていますが、その香りの正体はα-ピネンやリモネンといったテルペン類です。
日本の林野庁や森林総合研究所は、森林環境が人間の生理的ストレス指標に与える影響について研究を行っており、森の香り(テルペン類)と心身の関係は科学的な関心の対象となっています。
β-カリオフィレンとCB2受容体
テルペンの中でもユニークな存在がβ-カリオフィレンです。2008年にスイスの科学者Jürg Gertsch博士らによって、β-カリオフィレンが体内のCB2受容体に直接結合することが実証されました。
CB2受容体との結合特性を持つテルペンは現時点でβ-カリオフィレンのみであり、この特性から「食べるカンナビノイド」とも呼ばれています。ブラックペッパーやクローブなど一般的な食品にも含まれる安全な成分でありながら、科学的に非常に興味深い特性を持つテルペンです。
テルペン研究の現在地
テルペンの香りや特性については、世界中で活発に研究が進んでいます。ただし、現時点では多くの研究が前臨床段階(動物実験やin vitro研究)であり、人間を対象とした臨床研究はまだ限られています。
テルペンは食品添加物や香料として長い使用歴があり、安全性は広く認められていますが、特定の疾病に対する効果が医学的に確立されているわけではない——この点を正しく理解しておくことが大切です。
アントラージュ効果とは?テルペン × カンナビノイドの相乗的な働き
テルペンの香りの魅力を語るうえで欠かせないのが、「アントラージュ効果」というキーワードです。
アントラージュ効果とは、カンナビノイド(CBDなど)とテルペンが一緒に存在することで、それぞれ単独のときよりも豊かな体験が得られるという考え方です。
2011年にイーサン・ルッソ博士が『British Journal of Pharmacology』誌に発表した研究論文で提唱され、CBD業界で広く知られるようになりました。
簡単に言えば——テルペンを加えることで、CBDの体験がより豊かになるとユーザーの間で評判になっている現象です。風味の向上だけでなく、テルペンの香りがもたらす雰囲気の変化も、この「豊かな体験」の一部だと考えられています。
【シーン別】おすすめテルペンの選び方
「どのテルペンを選べばいいの?」という方のために、生活シーン別のおすすめテルペンを整理しました。
テルペンは医薬品ではないので、「この症状にはこれ」という選び方ではなく、「こんな気分のときに、こんな香りを楽しむ」というライフスタイルベースの選び方がおすすめです。
| シーン | おすすめテルペン | 香りの特徴 | 当店のおすすめ品種 |
|---|---|---|---|
| 🌙 夜のリラックスタイム | ミルセン、リナロール | マンゴーの甘さ、ラベンダーの穏やかさ | KREMLIN OG |
| 🍋 日中のリフレッシュ | リモネン、テルピノレン | レモンの爽やかさ、ハーブの複雑さ | Lemon Cherry Gelato系 |
| 🧠 集中したい作業タイム | α-ピネン、テルピノレン | 松の清涼感、シャープなキレ | TRAINWRECK |
| 💪 運動後のリカバリー | β-カリオフィレン、フムレン | 黒コショウのスパイス、土の深み | OG系・クッシュ系品種 |
| 🍬 初めてのテルペン体験 | リモネン、リナロール、カリオフィレン | フルーツキャンディのような甘さ | GUSHER |
テルペンを日常に取り入れる5つの方法

テルペンは、さまざまな形で日常に取り入れることができます。
① CBDリキッドに添加する
CBDリキッドにテルペンを加えることで、風味が向上し、アントラージュ効果も注目されています。添加量は全体の3〜8%が目安。少量から始めて好みの濃度に調整してください。
② アロマディフューザーで香りを楽しむ
テルペンを数滴、ディフューザーに加えるだけで、部屋全体に天然の香りが広がります。就寝前にリナロール系、朝にリモネン系——時間帯で香りを使い分けるのも楽しみ方のひとつです。
③ ベイプで香りを味わう
テルペンリキッドをベイプで吸引することで、テルペンの香りと味を直接楽しめます。セラミックコイルのアトマイザーで、低温(180〜200℃)吸いがおすすめ。
④ ハーブに少量添加する
合法ハーブにテルペンを少量垂らすことで、特定品種の香りを再現できます。OG系の重厚さ、柑橘系の爽やかさなど、好みのフレーバーで楽しめます。
⑤ 自作リキッドを作る
テルペン+希釈液(+CBD原料)を混ぜて、自分だけのオリジナルリキッドを作ることもできます。当店では、テルペンだけでなく希釈液・シリンジ・アトマイザーまで、自作に必要なものがすべて揃います。
テルペンの香りを最大限に楽しむための3つのコツ
コツ①:添加量は控えめに
テルペンは非常に濃縮されています。入れすぎると香りが強くなりすぎて逆効果です。3%から始めて、少しずつ調整するのが正解です。
コツ②:保管は冷暗所・密封で
テルペンは揮発性が非常に高い成分です。冷暗所で密封保管し、開封後はなるべく早く使い切りましょう。
コツ③:品質にこだわる
テルペンの品質は製品によって大きく異なります。COA(成分分析表)が公開されている製品、製造元が明確な製品を選ぶことで、安全にテルペンの香りを楽しめます。
👉 当店のCDTはすべてLAの提携工場で共同開発し、第三者機関のCOAを取得済みです。
よくある質問(FAQ)
Q. テルペンは薬ですか?
いいえ。テルペンは天然の芳香化合物であり、医薬品ではありません。食品添加物、アロマ製品、香料として広く使用されている植物由来の成分です。
Q. テルペンは日本で合法ですか?
はい、完全に合法です。テルペンはTHCやCBDとは異なる芳香化合物であり、日本の法律で規制されていません。当店のCDTも第三者機関の検査で日本の基準値をクリア済みです。
Q. テルペンの香りで「効果」は得られますか?
テルペンの香りは、アロマテラピーや森林浴のように気分や雰囲気に変化をもたらすことが体験的に知られています。ただし、特定の疾病を治療する医薬品的な効果が確立されているわけではありません。テルペンは「香りの体験」として楽しむことをおすすめします。
Q. どのテルペンから試すのがおすすめ?
初めての方には、フルーティーで万人受けしやすい「GUSHER」がおすすめです。甘くジューシーな香りは、テルペン初体験の方にも楽しんでいただきやすいフレーバーです。
Q. テルペンとアロマオイルは同じものですか?
テルペンはアロマオイル(精油)の主成分です。たとえばラベンダー精油の主成分はリナロール、レモン精油の主成分はリモネン——どちらもテルペンです。当店ではこれらのテルペンを、大麻品種のプロファイルに合わせて提供しています。
まとめ|テルペンの香りを暮らしに取り入れよう
テルペンは、私たちの周りのあらゆる植物に含まれている天然の芳香化合物です。
この記事のポイントをおさらいします。
- テルペンは植物の天然の香り成分。レモン、松、ラベンダーなどあらゆる植物に存在
- 主要8種にはそれぞれ特徴的な香りがあり、シーンに合わせて選べる
- テルペンの香りはアロマテラピーや森林浴として長い歴史がある
- β-カリオフィレンのCB2受容体との結合特性など、科学的にも研究が進んでいる
- CBDとの組み合わせでアントラージュ効果(相乗的な体験)が注目されている
- テルペンは医薬品ではなく、香りの体験として楽しむのがおすすめ
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TERP HEADSでは、LAから直輸入した最高品質のCDTをはじめ、30種以上のテルペンをご用意しています。
テルペンの香りを実際に体験したい方は、大阪日本橋の実店舗にもぜひお越しください。
※この記事は、テルペンの香りの特性や研究動向を紹介する情報記事です。特定の疾病に対する効果効能を保証するものではありません。テルペンは医薬品ではなく、芳香化合物です。


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