CDT(カンナビス由来テルペン)とは
CDTとはCannabis Derived Terpenes(カンナビス由来テルペン)の略で、その名の通り、カンナビス(麻)の植物体から直接抽出されたテルペンのことです。テルペンが植物の香りを司る天然成分であることは「テルペンとは?種類・特徴・選び方」で詳しく解説しましたが、CDTはその中でも「どの植物から取れたか」がカンナビスそのものである、いわば本家本元のテルペンです。
カンナビスは、単一の植物として最多レベルのテルペンを生成する植物です。ミルセン、リモネン、カリオフィレン、ピネン、リナロール、テルピノレン——こうした主要テルペンに加えて、名前も付かないほど微量な成分までが複雑に重なり合い、品種(ストレイン)ごとの唯一無二の香りをつくっています。CDTは、この品種まるごとの香りの設計図を受け継いだ素材です。
なぜCDTの香りは「立体的」なのか
ボタニカルテルペンとCDTを吸い比べたとき、多くの方が最初に感じるのは香りの「奥行き」の違いです。この差が生まれる理由は、香りを構成する成分の数にあります。
単一のテルペンを組み合わせて品種の香りを再現する場合、どうしても主要な数種〜十数種の成分の組み合わせになります。一方、カンナビスから直接抽出されたCDTには、主役のテルペンの背後にある無数の微量成分がそのまま残っています。香りの第一印象は同じ系統でも、吸い込んだあとに広がる複雑さ、鼻に抜けるときの表情の変化、余韻の長さ——こうした「香りの立体感」は、微量成分の総和でしか生まれません。
ワインの世界で、香料で作ったぶどう風味と本物のヴィンテージの違いが歴然であるのと同じ構図です。ブレンドの完成度を一段引き上げたい方、品種本来の香りにこだわりたい方にとって、CDTは最終的にたどり着く選択肢と言えます。
CDT・ハイブリッド・ボタニカルの違い|比較表
TERP HEADSで取り扱うテルペンは、由来によって大きく3つのカテゴリに分かれます。それぞれの位置づけを整理すると、CDTの立ち位置がよく分かります。
| 種類 | 由来 | 香りの傾向 | こんな方に |
|---|---|---|---|
|
CDT (カンナビス由来) |
カンナビスから直接抽出 | 立体的でリアル。微量成分による奥行きと長い余韻 | 品種本来の香りを追求したい方・ブレンドの完成度を上げたい方 |
|
HBT (ハイブリッド) |
カンナビス由来×ボタニカルのブレンド | CDTの奥行きとボタニカルの華やかさのバランス型 | リアルさと香りの立ち方を両立したい方 |
|
BDT (ボタニカル) |
果実・花・ハーブなど植物原料から調合 | フレーバー感が明確で華やか。手に取りやすい価格 | はじめての方・甘くフルーティーな香りが好きな方 |
ボタニカルテルペン(BDT)の詳しい解説と系統別の選び方は、「ボタニカルテルペンとは?フルーツ系・ヘンプ系の違いと選び方」にまとめています。バランス型のハイブリッドテルペン(HBT)の一覧はこちらからご覧ください。
TERP HEADSのCDTが信頼できる3つの理由
1. ロサンゼルスの提携工場で日本向けに共同開発
当店のテルペンは、アメリカ・ロサンゼルスの提携工場で製造されています。現地に直接足を運び、仕入れ交渉から品質確認までを自分たちの目で行ったうえで、日本向けの特別仕様として共同開発したものだけを取り扱っています。
2. 第三者機関のCOA(成分分析表)を完備
カンナビス由来の製品については、第三者機関での検査により日本の基準値をクリアしたことを示すCOA(成分分析表)をご用意しています。「カンナビス由来」と聞くと不安に感じる方もいらっしゃいますが、CDTはあくまで香り成分であるテルペンを抽出したものであり、分析によって中身を確認できる製品だけを扱うのが専門店の責任だと考えています。
3. 不要な成分を含まない製造工程
原料選定から製造工程まで、不要な成分を含まないよう配慮された製品のみを取り扱っています。リキッドの土台になる素材だからこそ、余計なものが入っていないことは香りの純度に直結します。
CDTのラインナップ|ストレイン別の香りで選ぶ
CDTはストレイン(品種)ごとに香りのキャラクターがまったく異なります。まずは人気の3本から、香りの方向性で選んでみてください。
- 重厚でスパイシーな香りが好きな方 …… KREMLIN OG。ずっしりとしたOG系の王道プロファイル
- 甘くフルーティーな香りが好きな方 …… GUSHER。トロピカル感のあるデザート系の甘さ
- キレのある清涼感が好きな方 …… TRAINWRECK。アルファピネン・ベータピネンの鋭いパイン感に、レモンの酸味が重なるサティバ系
このほか、LEMON CHERRY GELATOやPURPLE PUNCHなどの人気ストレインも展開中です。全ラインナップはCDTコレクションからご覧ください。迷ったら、日本橋の店頭で実際に香りを確かめながら選ぶのもおすすめです。
CDTの使い方|3つの基本だけ押さえる
CDTは非常に濃縮された素材なので、原液のまま使うものではありません。扱いの基本は次の3つです。
- 1. 少量から配合する …… リキッド全体に対して数%が目安。濃くすればよいわけではなく、むしろ入れすぎは香りのバランスを崩します。詳しくはテルペン配合比率ガイドへ
- 2. 粘度は希釈液で整える …… テルペンは香り、とろみ調整は希釈液と役割を分けて考えるのが失敗しないコツ。仕組みは希釈剤の役割ガイドで解説しています
- 3. 保管は遮光・冷暗所で …… CDTの命である微量成分は揮発・酸化に敏感です。テルペンの保存方法ガイドを参考に、キャップをしっかり閉めて冷暗所で保管してください
よくある質問
Q. CDTとは何の略ですか?
A. Cannabis Derived Terpenes(カンナビス由来テルペン)の略です。カンナビス(麻)の植物体から直接抽出された天然のテルペンを指します。
Q. CDTとボタニカルテルペンはどちらを選べばいいですか?
A. 品種本来の立体的な香りを追求するならCDT、華やかなフレーバー感と手に取りやすさを重視するならボタニカルがおすすめです。両方の性格を併せ持つハイブリッド(HBT)もあります。
Q. CDTにカンナビノイド(CBDなど)は含まれますか?
A. いいえ。CDTは香り成分であるテルペンを抽出した素材で、カンナビノイドを含む製品ではありません。当店のカンナビス由来製品は、第三者機関の検査で日本の基準値をクリアしたことを示すCOA(成分分析表)をご用意しています。
Q. はじめてのCDTにはどのストレインがおすすめですか?
A. 甘くフルーティーな香りが好きな方はGUSHER、キレのあるパイン&レモン系ならTRAINWRECK、重厚なスパイシー系ならKREMLIN OGがおすすめです。日本橋の店頭では実際に香りを確かめて選べます。
Q. 配合量の目安はどれくらいですか?
A. リキッド全体に対して数%が目安です。少量から試して調整してください。詳しい濃度別の考え方は「テルペン配合比率ガイド」の記事で解説しています。
Q. 通販で購入できますか?
A. はい。オンラインストアから全国にお届けしています。当日16時までのご入金で最短即日発送、20,000円以上のご注文で送料無料です。
まとめ|品種の香りを本気で楽しむならCDTへ
CDT(カンナビス由来テルペン)は、品種そのものから受け継いだ微量成分までを含む、香りの再現度において最上位に位置する素材です。ボタニカルで香りの世界に慣れてきた方が次の一本を探すなら、まずはCDTの定番ストレインから。CDTコレクションで全ラインナップを比較できるほか、大阪・日本橋の店舗(浪速区日本橋4-7-28 3F/16:00〜23:00 年中無休)では、実際に香りを確かめながらスタッフと一緒に選べます。
テルペン全体の基礎知識は「テルペンとは?種類・特徴・選び方」、ボタニカルとの比較は「ボタニカルテルペンとは?」もあわせてご覧ください。
※商品はすべて20歳以上の方を対象としています。年齢確認にご協力をお願いいたします。
※価格・取扱商品・営業時間は変更になる場合があります。最新情報は商品ページまたは店舗までご確認ください。



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