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大麻(カンナビス)のテルペン完全ガイド|品種別プロファイル・抽出法・活用法を専門店が徹底解説

大麻(カンナビス)のテルペン完全ガイド|品種別プロファイル・抽出法・活用法を専門店が徹底解説

 

 

 

 

 

 

 

2026年3月20日 公開|TERP HEADS テルペン専門店

大麻(カンナビス)のテルペン完全ガイド|品種別プロファイル・抽出法・活用法を専門店が徹底解説

大麻草(カンナビス)には 200種類以上のテルペン が含まれており、品種ごとの独特な香り・風味・体感を生み出す鍵となっています。THCやCBDといったカンナビノイドだけでなく、テルペンこそが「その品種らしさ」を決定づける最大の要因です。

この記事では、大阪日本橋のテルペン専門店 TERP HEADS が、ロサンゼルスの提携工場での共同開発経験をもとに、大麻のテルペンに完全特化した情報 をお届けします。テルペンの基礎知識については「テルペンとは?種類・効果・CDTとBDTの違いを専門店が徹底解説」もあわせてご覧ください。

大麻のテルペンとは? ― 品種の「個性」を作る香りの設計図

テルペンとは、植物が生成する天然の芳香化合物です。大麻草においてテルペンは単なる「香り成分」にとどまらず、品種のアイデンティティそのもの を形成する重要な化学物質群です。

たとえば、OG Kushの重厚でアーシーな香り、Gelato系品種のクリーミーで甘い香り、Trainwreckのスパイシーで刺激的な香り——これらの違いは、すべてテルペンの組成比率(テルペンプロファイル)の違いによって生まれます。

大麻草には200種類以上のテルペンが確認されていますが、注目すべき量で含まれるのはそのうちの 20〜30種類程度 です。そしてその組み合わせと比率が、地球上のどの植物よりも多様なフレーバーバリエーションを生み出しています。

大麻テルペンが他の植物のテルペンと違う点

レモンにはリモネン、ラベンダーにはリナロールといったように、多くの植物では1〜2種類の支配的なテルペンが香りの大部分を決定します。しかし大麻草の場合は事情が異なります。

大麻は 多数のテルペンが複雑に絡み合った「香りのオーケストラ」 を奏でます。ミルセン、リモネン、ピネン、カリオフィレン、リナロールなどが微妙な比率で混ざり合い、さらに微量テルペン(オシメン、テルピノレン、フムレンなど)がアクセントを加えることで、品種ごとに唯一無二の香りが完成するのです。

この複雑さこそが、大麻テルペンの最大の魅力であり、CDT(カンナビス由来テルペン)がBDT(ボタニカルテルペン)では完全に再現できない理由でもあります。

トライコームとテルペン生合成 ― 大麻はどうやって香りを作るのか

大麻のテルペンは、花穂(バッズ)の表面を覆う トライコーム(腺毛) と呼ばれる微細な構造の中で生合成されます。肉眼では白い結晶のように見えるあの部分です。

トライコームの種類と役割

大麻草には主に3種類のトライコームが存在しますが、テルペンの生産に最も重要なのは 腺状頭型トライコーム(capitate-stalked trichome) です。茎の上に球状の「頭部」が乗った構造をしており、この頭部の内部でテルペンとカンナビノイドの両方が合成・蓄積されます。

テルペンは、MVA経路(メバロン酸経路)とMEP経路(メチルエリスリトールリン酸経路)という2つの生合成経路を通じて作られます。どちらの経路でも、最終的にはイソプレン単位(C₅)が組み合わさってモノテルペン(C₁₀)やセスキテルペン(C₁₅)が生成されます。

テルペン生合成に影響する栽培条件

同じ品種でも、栽培環境によってテルペンプロファイルは大きく変化します。これはワインの「テロワール」に似た概念で、大麻業界では 「カンナテロワール(Cannaterroir)」 と呼ばれることもあります。

環境要因 テルペンへの影響
光の強度・スペクトル UV-B光の増加はテルペン生産を促進する。植物の紫外線防御反応の一環
温度 高温はモノテルペンの揮発を加速させ、プロファイルが変化。適度なストレスが生産を促進
湿度 開花後期の低湿度環境がトライコーム密度を高める傾向
土壌・栄養素 有機栽培と合成肥料で微量テルペンの組成が変わるという報告がある
収穫タイミング トライコームの成熟度で最適な収穫時期が決まる。過熟はテルペン減少の原因に
乾燥・キュアリング 低温でゆっくり乾燥させることでテルペンの揮発を最小限に抑えられる
TERP HEADS 専門店の知見:LA提携工場では、品種ごとの最適な収穫タイミングとキュアリング条件を厳密に管理しています。特にCDT抽出用の原料では、テルペンの揮発を防ぐために収穫後すぐに低温環境で処理を開始する「フレッシュフローズン」方式を採用しています。

大麻に含まれる主要テルペン一覧と品種別プロファイル

ここでは、大麻草に含まれる主要なテルペンを 「一次テルペン」と「二次テルペン」 に分けて解説します。一次テルペンは多くの品種に高濃度で含まれるもの、二次テルペンは品種によって含有量が大きく異なるものです。

一次テルペン(Primary Terpenes)― 大麻の香りの骨格

ミルセン(Myrcene)

大麻草に最も多く含まれるテルペンで、多くの品種でテルペン総量の20〜65%を占めます。マンゴーやホップに似た、甘くムスキーで土っぽい香りが特徴です。鎮静・鎮痛・筋弛緩作用が期待されるほか、細胞膜の透過性を高めてカンナビノイドの吸収速度を向上させるという研究報告があります。インディカ系品種に特に多く、リラックス効果の中心的な役割を担っていると考えられています。

多く含む品種例:OG Kush、Granddaddy Purple、Blue Dream、Mango Kush

リモネン(Limonene)

柑橘類の皮に豊富に含まれるテルペンで、レモンやオレンジの爽やかな香りを持ちます。大麻においては気分高揚・ストレス軽減・抗菌作用が期待されています。柑橘系・ゲラート系の品種名に「Lemon」「Citrus」と付くものはリモネン含有量が高い傾向にあります。

多く含む品種例:Lemon Cherry Gelato、Super Lemon Haze、Wedding Cake、Do-Si-Dos

α-ピネン / β-ピネン(Pinene)

自然界で最も広く分布するテルペンの一つで、松やヒノキの清涼感ある香りを生み出します。抗炎症・気管支拡張・記憶力サポートの効果が報告されており、THCによる短期記憶への影響を緩和する可能性が示唆されています。森林浴効果(フィトンチッド)の主要成分でもあります。

多く含む品種例:Jack Herer、Blue Dream、Snoop's Dream、Big Smooth

β-カリオフィレン(β-Caryophyllene)

黒胡椒やクローブに含まれるスパイシーなセスキテルペンです。テルペンの中で唯一、体内の CB2受容体に直接結合する ことが確認されており、スイスの科学者Jürg Gertschによって「食べるカンナビノイド」と呼ばれました。抗炎症・鎮痛作用が期待され、炎症性疾患や自己免疫疾患の治療への応用が研究されています。

多く含む品種例:GSC(Girl Scout Cookies)、Original Glue、Bubba Kush、Chemdog

リナロール(Linalool)

ラベンダーの主成分として知られるフローラルなテルペンです。鎮静・抗不安・殺菌・免疫活性化の作用が期待されています。アロマテラピーで古くから活用されてきた成分で、リラックス系品種の香りに深みを与えます。

多く含む品種例:Lavender、Do-Si-Dos、Zkittlez、Kosher Kush

二次テルペン(Secondary Terpenes)― 品種の個性を決めるアクセント

テルペン 香りの特徴 期待される効果 代表的な品種
フムレン ホップ、ウッディ 抗炎症、食欲抑制 Headband、White Widow、Pink Kush
テルピノレン ハーバル、花、柑橘の複合 抗酸化、鎮静 Jack Herer、Dutch Treat、Ghost Train Haze
オシメン 甘い花、ウッディ 抗炎症、抗ウイルス Golden Goat、Clementine、Chernobyl
ゲラニオール バラ、フローラル 抗菌、天然虫よけ Harlequin、Afghani、Headband
ネロリドール ウッディ、樹皮 皮膚浸透促進、鎮静 Jack Herer、Skywalker OG
ビサボロール フローラル、甘い 抗炎症、鎮痛 Oracle、Harle-Tsu、ACDC
カンフェン 樟脳、ムスキー 抗酸化、脂質低下 Mendocino Purps、Strawberry Banana
ボルネオール メントール、カンファー 鎮痛、抗凝固 K13 Haze、Golden Haze
TERP HEADS 専門店メモ:当店のKREMLIN OG(CDT)はミルセンとカリオフィレンのバランスが特徴的で、甘さとスパイスが絶妙に絡み合います。TRAINWRECK(CDT)はテルピノレンが支配的で、他のCDTとは一線を画すハーバルな香りが楽しめます。実際に嗅ぎ比べてみると、テルペンプロファイルの違いが香りとしてダイレクトに感じられますよ。

テルペンプロファイルとは? ― 品種の「指紋」を読み解く

テルペンプロファイルとは、ある大麻品種に含まれる テルペンの種類と比率を示した化学的な「指紋」 のことです。同じテルペンを含んでいても、その比率が変わるだけで香りや体感は劇的に変化します。

テルペンプロファイルの読み方

テルペンプロファイルは通常、COA(成分分析証明書)や研究論文でパーセンテージまたはmg/g単位で表示されます。例を見てみましょう。

テルペン OG Kush系(例) Lemon Haze系(例) Lavender系(例)
ミルセン 0.85% 0.35% 0.42%
リモネン 0.38% 0.72% 0.18%
α-ピネン 0.12% 0.28% 0.08%
β-カリオフィレン 0.41% 0.22% 0.35%
リナロール 0.15% 0.10% 0.68%
香りの印象 重厚・アーシー・スパイシー 爽やか・シトラス・甘い フローラル・穏やか・花畑

この表からわかるように、支配的なテルペン(太字部分)が品種の香りの方向性を決めます。OG KushはミルセンとカリオフィレンがメインでOGらしい重厚さを生み、Lemon Hazeはリモネンの高比率がシトラスの爽快感を演出し、LavenderはリナロールのフローラルノートがCDTに独特の優雅さを与えています。

テルペンプロファイリングは、大麻の品種鑑定・品質管理・医療応用において不可欠な分析手法であり、ガスクロマトグラフィー質量分析法(GC-MS)を用いて正確に測定されます。

COA(成分分析証明書)の重要性:信頼できるテルペン製品には必ずCOAが付属しています。当店のCDT製品はすべて第三者機関での検査を実施しており、COA一覧ページで全製品分をご確認いただけます。日本の基準値をクリアしていることを保証しています。

インディカ・サティバ・ハイブリッドとテルペンの関係

大麻品種は伝統的にインディカ(リラックス系)、サティバ(活動系)、ハイブリッド(混合)に分類されてきました。近年の研究では、この分類よりも テルペンプロファイルで体感を予測する方が科学的に正確 だという見解が広まっています。

テルペンから見た体感の傾向

体感の傾向 支配的テルペン 品種の伝統分類 代表品種
リラックス・鎮静系 ミルセン高含有+リナロール インディカに多い Granddaddy Purple、Purple Punch、Bubba Kush
アップリフト・集中系 リモネン高含有+ピネン サティバに多い Super Lemon Haze、Jack Herer、Durban Poison
バランス・多目的系 ミルセン+リモネン+カリオフィレンが均等 ハイブリッドに多い Blue Dream、GSC、Gelato
スパイシー・深い鎮痛系 カリオフィレン高含有+フムレン インディカに多い GSC、Chemdog、Original Glue

つまり、テルペンプロファイルを読むことで、品種名やインディカ/サティバという大まかな分類に頼らず、自分が求める香りや体感に合ったテルペンを科学的に選ぶ ことが可能になります。

アントラージュ効果 ― テルペンとカンナビノイドの相乗作用

大麻のテルペンが注目される最大の理由が アントラージュ効果(Entourage Effect) です。この概念は1998年にイスラエルの科学者ラファエル・メコーラム(Raphael Mechoulam)博士らによって提唱されました。

アントラージュ効果とは、大麻に含まれるテルペン、カンナビノイド、フラボノイドなどの複数の成分が、単独で作用するよりも 相互に協力して効果を高め合う 現象のことです。

テルペンがカンナビノイドの効果に影響する具体的メカニズム

テルペン カンナビノイドとの相互作用
ミルセン 細胞膜の透過性を高め、CBDの吸収速度を向上させる
β-カリオフィレン CB2受容体に直接結合し、CBDの抗炎症効果と協調的に作用する
リモネン セロトニン受容体への作用を介して、CBDの抗不安効果を補強する可能性
α-ピネン アセチルコリンエステラーゼを阻害し、THCによる短期記憶低下を緩和する可能性
リナロール GABAa受容体に作用し、CBNの鎮静効果と相乗的にリラックス感を高める

2011年にイーサン・ルッソ博士が『British Journal of Pharmacology』誌に発表した論文は、テルペノイドがカンナビノイドの治療効果を拡大・増強する可能性を体系的にまとめた画期的な研究として知られています。

この研究が示唆する実践的な意味は明確です。CBDアイソレート(単体)にテルペンを加えることで、より豊かな体感が期待できる ということです。

アントラージュ効果を体感するなら
当店のCDT(カンナビス由来テルペン)と、系列店WING CBDのCBDアイソレートを組み合わせて、ご自身でオリジナルリキッドを作ることが可能です。
CDT × CBD テルペン完全ガイドもご参照ください。

大麻テルペンの抽出方法 ― CDTはこうして生まれる

CDT(Cannabis Derived Terpene=カンナビス由来テルペン)は、大麻草から直接抽出されたテルペンです。抽出方法によって得られるテルペンの品質・組成が大きく変わります。

主な抽出方法の比較

抽出方法 原理 メリット デメリット
水蒸気蒸留 蒸気でテルペンを気化させ、冷却して回収 設備が比較的シンプル、コスト低 高温でテルペンの一部が変性する可能性
超臨界CO₂抽出 超臨界状態のCO₂を溶媒として使用 低温処理が可能、溶媒残留なし 設備コストが高い
ハイドロカーボン抽出 ブタン・プロパンなどの炭化水素溶媒を使用 テルペンの回収率が高い 残留溶媒の除去が必要、安全管理が厳重
フレッシュフローズン抽出 収穫後すぐに冷凍した原料から抽出 テルペンの揮発を最小限に抑え、生きた香りを保持 原料管理が複雑、コスト高

ライブレジンテルペンとキュアドテルペン

CDTは原料の状態によってさらに分類されます。

ライブレジンテルペン(Live Resin Terpene)は、収穫直後に冷凍した新鮮な大麻草(フレッシュフローズン)から抽出されるテルペンです。乾燥やキュアリングの過程で失われてしまう揮発性の高いモノテルペンを豊富に保持しており、「生きた大麻」に最も近い香りを再現できるとされています。

キュアドテルペン(Cured Terpene)は、通常の乾燥・キュアリング工程を経た大麻草から抽出されます。乾燥過程でモノテルペンの一部が揮発するため、セスキテルペンの比率がやや高まり、落ち着いた深みのある香りになる傾向があります。

TERP HEADS のCDT製造プロセス:当店のCDT製品は、LAの提携工場で品種ごとに最適な抽出条件を設定して製造しています。日本向けにTHCフリーであることを確認するための品質管理プロセスも独自に構築しており、すべての製品が第三者機関によるCOA検査をクリアしています。
CDT商品一覧はこちら

CDT・BDT・HDTの違い ― 大麻テルペン製品の選び方

テルペン製品は原料の違いによって大きく3つに分類されます。それぞれの特性を理解して、自分の目的に合った製品を選びましょう。

CDT(Cannabis Derived Terpene)― カンナビス由来テルペン

大麻草から直接抽出されたテルペン。品種固有のテルペンプロファイルをそのまま再現できるため、香りの再現度・複雑さ・奥行きは最高レベルです。本物の大麻品種の香りを体験したい方、CDTリキッドを自作したい上級者向け。

TERP HEADS CDT一覧

BDT(Botanically Derived Terpene)― ボタニカルテルペン

大麻草以外の植物(柑橘類、ハーブ、花など)から抽出したテルペンを、大麻品種の香りに近づくようブレンドしたもの。CDTより手頃な価格で、フルーツ系のオリジナルフレーバーなどバリエーションが豊富です。テルペン入門者やフレーバー重視の方におすすめ。

BDT(フルーツ系)一覧BDT(ヘンプ系)一覧

HDT(Hybrid Derived Terpene)― ハイブリッドテルペン

CDTとBDTをブレンドしたもの。CDTの複雑な香りをベースにしつつ、BDTでボリュームを補強するため、コストパフォーマンスと品質のバランスに優れています。CDTの香りに興味はあるが価格面で迷っている方の入門に最適です。

ハイブリッドテルペン一覧

3種比較 早見表

項目 CDT HDT(ハイブリッド) BDT
原料 大麻草 大麻草+植物 植物(大麻草以外)
香りの忠実度 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆
香りの複雑さ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆
価格 高い 中程度 手頃
おすすめユーザー 本物志向・上級者 コスパ重視・中級者 入門者・フレーバー好き

CDTとBDTの違いについてさらに詳しく知りたい方は、「CDTとは?BDTとの違いや効果・違法性をプロが解説」もご覧ください。

テルペンの合法性 ― 日本の法律とCDTの位置づけ

「大麻から抽出されたテルペン」と聞くと、合法性に不安を感じる方も多いでしょう。結論からお伝えすると、テルペンは日本国内で完全に合法です。

テルペンが合法である理由

テルペンはリモネン(レモン)、リナロール(ラベンダー)、ピネン(松)など、日常的な植物にも普通に含まれている天然の芳香化合物です。テルペンそのものはカンナビノイド(THC、CBDなど)ではなく、大麻取締法の規制対象にも含まれていません。

米国食品医薬品局(FDA)においてもGRAS(Generally Recognized As Safe=一般に安全と認められる物質)に分類されており、食品添加物・香料・化粧品原料として世界中で広く使用されています。

CDTの合法性について

CDT(カンナビス由来テルペン)は大麻草から抽出されていますが、テルペンの化学的な性質は原料植物に関わらず同一です。重要なのは、THCやその他の規制対象カンナビノイドを含まないことです。

当店のCDT製品はすべて、第三者検査機関によるCOA(成分分析証明書)で日本の法規制基準値をクリアしていることを確認してから販売しています。

WING CBD COA(成分分析証明書)一覧はこちら

大麻テルペンの実践的な活用方法

テルペンの知識を実際の製品選びや自作に活かすための実践ガイドです。

CBDリキッドへのテルペン配合

CBDリキッドにテルペンを加える最も一般的な方法は、CBDアイソレートと希釈液、そしてテルペンを混合してオリジナルリキッドを作ることです。

基本の配合目安:

成分 配合比率の目安 役割
CBDアイソレート等 任意の濃度 カンナビノイドの主成分
テルペン(CDT/BDT) 全体の5〜15% 香り・風味・アントラージュ効果
希釈液 残りの割合 粘度調整・テルペンの希釈

作業手順の概要:

  1. 希釈液を45〜65℃に温める
  2. CBDアイソレート等を加えて完全に溶解させる
  3. テルペンを所定量加えてよく撹拌する(テルペンは最後に加えることで揮発を最小限に)
  4. アトマイザーに充填して完成

詳しい作業手順や安全上の注意は「SDS解説 CDTテルペンの安全な扱い方と希釈方法」をご覧ください。

必要な道具

リキッド自作に必要な道具はすべて当店で揃います。

道具 用途 当店の取り扱い
テルペン 香り・風味の付与 テルペン一覧
希釈液 テルペンの希釈・粘度調整 希釈液一覧
増粘剤 粘度の微調整 増粘剤一覧
シリンジ 正確な計量・充填 シリンジ一覧
精密スケール mg単位の計量 計り一覧
容器 調合・保管 容器類一覧
ゴム手袋 皮膚保護 ゴム手袋一覧
アトマイザー リキッドの充填・吸引 アトマイザー一覧
ペンバッテリー アトマイザーの加熱 ペンバッテリー一覧

テルペンの保管方法

テルペンは揮発性が高いため、適切な保管が品質維持のカギです。

  • 遮光:直射日光を避け暗所で保管(光によりテルペンが酸化・劣化)
  • 低温:冷蔵庫での保管が理想的(冷凍は不要)
  • 密封:使用後は速やかにキャップを閉める(空気接触で揮発が進行)
  • 乾燥剤:長期保管時は乾燥剤を併用
  • 専用容器:プラスチック容器はテルペンが溶解する可能性があるため、ガラス製の容器を推奨

品種別おすすめテルペン ― 目的に合わせた選び方

最後に、目的別のおすすめテルペンをまとめます。当店の実際の商品ラインナップと照らし合わせてお選びください。

求める体験 おすすめテルペン 当店のおすすめ商品
夜のリラックス・就寝前 ミルセン豊富な品種 KREMLIN OG(CDT)
日中のリフレッシュ・気分転換 リモネン豊富な品種 LEMON CHERRY GELATO(CDT)
スパイシーで深い香り カリオフィレン豊富な品種 GUSHER(CDT)
ハーバルでユニークな体験 テルピノレン豊富な品種 TRAINWRECK(CDT)
甘くフルーティーな香り ミルセン+リモネンのバランス PURPLE PUNCH(CDT)
コスパ良くテルペン入門 BDTヘンプ系フレーバー BDT(ヘンプ系)一覧
フルーツフレーバーを楽しむ BDTフルーツ系 BDT(フルーツ系)一覧
テルペン選びに迷ったら
大阪日本橋の実店舗で全CDTの香りサンプルを実際に嗅ぎ比べていただけます。
オンラインでのご相談はお問い合わせページからどうぞ。

→ TERP HEADS 全商品一覧を見る

よくある質問(FAQ)

Q. 大麻のテルペンは違法ですか?

いいえ、テルペンは日本国内で完全に合法です。テルペンそのものはカンナビノイドではなく、大麻取締法の規制対象には含まれていません。CDT(カンナビス由来テルペン)も、THCなどの規制対象成分を含まない限り合法です。当店の製品はすべてCOA(成分分析証明書)で安全性を確認しています。

Q. テルペンにはハイになる(精神活性)効果はありますか?

テルペン単体にTHCのような精神活性作用はありません。ただし、リラックスを促すミルセンや気分を高揚させるリモネンなど、アロマテラピー的な作用(嗅覚を介した心理的影響)は期待できます。

Q. CDTとBDTの香りの違いは本当にわかりますか?

はい、嗅ぎ比べると明確に違いがわかります。CDTは品種固有の複雑で奥行きのある香りを持ちます。たとえばOG KushのCDTは、BDTでは再現できない微妙な土っぽさやガス感が感じられます。当店の実店舗では全CDTの香りサンプルをご用意していますので、ぜひ体験してみてください。

Q. テルペンの原液はそのまま使えますか?

CDTの原液は非常に高濃度のため、そのまま使用することはできません。必ず希釈液で薄めてから使用してください。原液が肌に付いた場合は刺激を感じることがあります。詳しい安全対策はSDS解説記事をご覧ください。

Q. テルペンの配合比率はどのくらいが適切ですか?

一般的に、リキッド全体に対してテルペンの割合は5〜15%が推奨されています。5%程度は控えめな香り、10%前後がバランスの良い配合、15%は香りを強調したい場合の上限目安です。CDTはBDTより香りが濃いため、やや少なめの配合でも十分な風味が得られます。

Q. アントラージュ効果を最大限に活かすにはどうすればいいですか?

CDTテルペンとCBD(またはCBN、CBGなど複数のカンナビノイド)を組み合わせることで、アントラージュ効果が期待できます。単一成分(アイソレート)よりも複合的な組成の方が、成分同士の相乗作用が働きやすくなります。系列店WING CBDではCBDアイソレートやCBNアイソレートなどの原料も取り扱っています。

Q. テルペンの保管方法と消費期限は?

遮光・低温(冷蔵庫推奨)・密封の3条件を守れば、開封後でも数ヶ月〜半年程度は品質を維持できます。ただしテルペンは揮発性が高いため、使用後はすぐにキャップを閉めることが大切です。ガラス製の容器での保管を推奨しています。

Q. TERP HEADSのテルペンはどこで製造されていますか?

アメリカ・ロサンゼルスの提携工場で製造しています。スタッフが実際に現地へ足を運び、日本市場向けの品質基準で共同開発した製品です。仕入れ・交渉・品質確認まですべて直接行っています。

まとめ

大麻(カンナビス)のテルペンは、品種の香り・風味・体感を決定づける最も重要な化学物質群です。この記事のポイントを振り返ります。

  • 大麻には200種類以上のテルペンが含まれ、その組成比率が品種ごとのユニークな個性を生み出している
  • テルペンはトライコームで生合成され、栽培条件(光・温度・湿度・収穫時期)によってプロファイルが変化する
  • ミルセン、リモネン、ピネン、カリオフィレン、リナロールが大麻の5大テルペンであり、品種の方向性を決める
  • テルペンプロファイルは品種の「化学的な指紋」であり、インディカ/サティバ分類よりも体感を正確に予測できる
  • アントラージュ効果により、テルペンとカンナビノイドの相互作用が個々の成分以上の効果を発揮する
  • CDTは大麻草から直接抽出したテルペンで、品種の香りを最も忠実に再現できる
  • テルペンは日本国内で完全に合法であり、適切な取り扱いにより安全に使用できる
大麻テルペンを実際に体験してみませんか?

TERP HEADS(テルペンヘッズ)は大阪日本橋のテルペン専門店です。
LAの提携工場から直接仕入れたCDT(カンナビス由来テルペン)をはじめ、
ハイブリッドテルペンボタニカルテルペンアトマイザーラボ用品まで幅広く取り揃えています。

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TERP HEADS(テルペンヘッズ)について

TERP HEADSは、大阪日本橋にあるテルペン・喫煙具の専門店です。ロサンゼルスの提携工場から直接仕入れた高品質なCDTテルペンをはじめ、アトマイザー、喫煙具、ラボ用品を幅広く取り扱っています。

店舗所在地:〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋4-7-28 3F
営業時間:16:20〜23:20
電話:070-8541-6024
メール:terpheads9@gmail.com

この記事は2026年3月に公開されました。記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。健康上の問題がある場合は、専門の医療機関にご相談ください。

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