自分で作るテルペンリキッドの魅力は、香りの方向性も濃度も“自分好み”に設計できること。市販品にはないオリジナルのフレーバーを、コストを抑えて楽しめます。一方で、テルペン原液はとても高濃度。そのまま使うと香りが強すぎたり喉にきたりするため、正しい作り方、とくに「希釈」がカギになります。
この記事では、リキッド用テルペン専門店 TERP HEADS が、テルペンリキッドの作り方を、必要な道具・希釈率・手順・失敗しないコツまでまとめて解説します。「そもそもテルペン リキッドって何?」という方は、先にテルペンリキッドとは?完全ガイドを読むと理解がスムーズです。
※本記事は香り・風味・使用感・ハードウェア(機材)の観点から解説するものです。テルペンは香料であり、医薬品ではありません。製品づくり・ご使用は20歳以上を対象とし、未成年やペットの手の届かない場所で取り扱ってください。
テルペンリキッドの作り方|基本の3要素
テルペンリキッドは、大きく次の3つの要素で構成されます。このバランスで「香りの方向性」「吸い心地」「ミスト量」が決まります。
① テルペン(香りの主役)
香りと風味を決める中心です。原料の出自によってタイプが分かれ、それぞれ個性があります。種類ごとの香りの違いはテルペンとは?種類・特徴・選び方で詳しく解説しています。TERP HEADSでは、本物のカンナビス由来のCDTテルペン、扱いやすいハイブリッドテルペン、植物由来のボタニカル(フルーツ系)・ボタニカル(ストレイン系)を取り揃えています。
② 希釈液(濃度・粘度を調整する)
テルペン原液は高濃度のため、そのままでは香りが強すぎ、喉への刺激も出やすくなります。そこで使うのがテルペン用 希釈液です。無味無臭・テルペンベースの希釈液なら、香りを薄めずに濃度や粘度だけを整えられます。具体的な比率は配合比率の正解は何%?で詳しく解説しています。
③ アトマイザー/バッテリー(吸うための機材)
できあがったリキッドを楽しむには、510規格のアトマイザーとバッテリーが必要です。手軽な一体型アトマイザーや、繰り返し使えるBBTANKなどから選べます。香りを大切にしたい場合は、電圧を細かく調整できる電圧調整対応の510バッテリーがあると、低電圧でじっくり風味を引き出せます。
用意するもの(道具リスト)
テルペンリキッドの自作に必要な道具は、次のとおりです。
- テルペン(CDT/ハイブリッド/ボタニカル)
- テルペン用 希釈液(濃度・粘度の調整用)
- 0.01g単位で量れる精密スケール、またはシリンジ・スポイト
- 耐熱ガラスビーカー、または清潔な調合容器
- 充填用のシリンジ、ゴム手袋
- 510アトマイザー/バッテリー
テルペンリキッドの作り方|手順
STEP 1配合比率(希釈率)を決める
リキッドならテルペン5〜10%が標準です。香りの強いCDTテルペンは5〜8%でも十分に立ち上がります。喉への刺激・粘度・分離を避けるため、15%は超えないのが目安です。
STEP 2正確に計量する
テルペンは少量で印象が大きく変わります。0.01g単位のスケールで量るか、シリンジ・スポイトで滴数を管理しましょう。配合はレシピとして必ずメモを残し、次回も同じ香りを再現できるようにしておきます。
STEP 3混ぜる(必要なら軽く温める)
希釈液を先に入れ、テルペンは揮発しやすいので最後に加えてやさしく混ぜます。粘度が高くて混ざりにくいときは、人肌〜ぬるま湯程度の湯せんで軽く温めると均一になります。加熱しすぎは香り飛びの原因なので避けましょう。
STEP 4アトマイザーに充填する
シリンジを使い、気泡が入らないようゆっくり注ぎます。入れすぎ(過充填)は漏れの原因になるため、容量の上限を守ってください。
STEP 5少し置いてから、低電圧で試す
充填後はコイルにリキッドがなじむまで少し置きます。最初は低めの電圧から試すと、香りを飛ばさずに風味を確かめられます。
失敗しないための注意点
香り飛び・劣化を防ぐ
テルペンは繊細で、光・熱・空気で少しずつ変化します。混合や吸引のときに温めすぎない、作り置きしすぎない、密閉して冷暗所で保管する——この3点で、本来の香りを長く楽しめます。
漏れ(リーク)とアトマイザーの相性
過充填や粘度が低すぎる配合は漏れやすくなります。また、粘度が高いリキッドには、それに対応したアトマイザーを選ばないとうまく染み込まず、焦げ臭さ(イガり)の原因になります。リキッドの粘度と機材の相性を意識して選びましょう。
法令・安全面で押さえておくこと
- 20歳以上を対象とし、香料としての用途以外には使用しない
- THCフリー・国内法準拠の製品を使う。TERP HEADSのテルペンはすべて第三者基準を満たした製品です
- 国内で規制対象となっている成分は使用しない。関連する規制は変更されることがあるため、最新の法令・公的情報を確認する
目的別おすすめテルペン|作りたい香りで選ぶ
どのテルペンを選ぶかで、リキッドの個性が決まります。作りたい香りの方向性から選んでみてください。
本物のカンナビス感を出したい → CDTテルペン。KREMLIN OG・GUSHER・TRAINWRECKなど、品種特有の深くリアルな香り。一滴で違いが出るプロ仕様です。
バランス重視・初心者向け → ハイブリッドテルペン。クセが少なく調整しやすい万能タイプ。迷ったらまずここから。
フルーツ・スイーツ系の香り → ボタニカル(フルーツ系)。植物由来の澄んだフルーツフレーバー。
ストレイン風・グリーン感 → ボタニカル(ストレイン系)。麻系の雰囲気が欲しい人に。
まとめ|テルペンリキッドの作り方チェックリスト
- 希釈率は5〜10%から(15%を超えない)
- 0.01g単位で計量し、レシピを記録した
- テルペンは最後に加え、温めすぎていない
- 過充填せず、粘度に合ったアトマイザーを選んだ
- 原液は手袋で取り扱い、密閉して冷暗所に保管
- THCフリー・国内法準拠の香料を使用(20歳以上)




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